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Collection Connection店主による、お店の情報とカナダのアンティーク事情など・・
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多くのアンティークディーラーが商品を入手する手段の一つとして使う、オークション。
オークションそのものの仕組みは皆さんご存じだと思います。
今ではeBayを始めとしたインターネットのオークションサイトも増え、一般の人でもオークションの仕組みと言うのはわかりますね。
安い値段から始まり、欲しいと思う人が値をつけ、さらに欲しい人がいればそれより高い値をつけ・・・と値段が上がっていき、最後に誰も値をつけなくなったところで最終的に一番高い値をつけた人が落札。
または、欲しい人がいなければ値段はどんどん下がっていきます。
それがオークションの仕組みですが、形態はオンライン(インターネット)だったり、オンサイト(現場で商品を値定めして)だったりといくつかあります。
大手のアンティークやアートオークションでは、ビッター(買い手)は電話で参加と言う場合もありますね。

今回私が参加してきたのは、オンサイトのオークション。
ここオンタリオ州南部でも毎週いくつかのアンティークオークションが開催されていて、そのスケジュールなどの情報はインターネットのオークション情報サイトで入手します。
だいたいのウェブサイトは写真や出品物の詳細を載せており、現地に行く前に自分の欲しいものがあるかないかが確認できます。
近くで開催されるオークションは定期的にチェックしていたのですが、なかなか私が求めるものがなかったので今まで行く機会がありませんでした。
が、とうとう見つけました!
私が住んでいる町から1時間弱で行ける場所で、たくさんファイヤーキングのジェダイトを出品しているオークションがあったので、行ってみることにしました。

そこは、定期的にオークションを開催しているオークショニアで、今回の出品物はある亡くなった方の財産。
家具やら食器やら楽器、美術品などなど、とにかくよい状態のコレクティブル、アンティークがたくさん。
午前と午後に分かれてのオークションでした。
午前はビッターがオークショニアを取り囲み、品物のすぐ前で行われるタイプのオークションで、午後は着席して行われるオークションだったようです。

午前9時にオープンし、9時半のオークション開始まで午前の部のビューイングができます。
まずはビッター登録。
窓口でビッターとして登録し、番号の書かれた札を貰います。
(これがオークションで使う札です)
登録が終わったら品定め。
小さなものはテーブルに乗せられており、一つ一つ手にとって状態を確認することができるので、落札後にがっかりと言うことはまずありません。
出品されていたファイヤーキングは殆どがExcellent!といってよいコンディション。
どれを落札しても満足行くものだと言うことが分かりました。

さて、オークションが始まりました。
テーブルの周辺にビッターが集まってきます。
オークショニア(オークションを取り行う人)の声はみんなに聞こえるように、マイクを通してスピーカーから出るようになっています。
テーブルの端から一つ一つ、オークショニアの提案する値段で始まり、それで欲しいと言う人は札を上げます。
例えば、10ドル単位の品物だったら、オークショニアは5ドル単位でそれより高い値段を提示し、それでも欲しいと言う人は札を上げます。
反対に、誰も札を上げなければ値段は安くなっていきます。
それでも誰も札を上げなければ、おまけをつける!
同じような商品とセットにし、「まとめてこれでどうだ!」と言う感じです。

落札品にはすぐさま落札者の番号が書かれたステッカーが貼られ、テーブルからはずされて引き渡しの場所に保管されます。
また、高台にあるコンピューターのブースで、オペレーターが落札品と値段、落札者の情報をすぐさま入力。
全てがスムースに、間違いのないように進んでいきます。

ファイヤーキングのオークションが始まりました。
オークショニアの喋りは、とにかく早い。
あの、魚市場での競りを思い出してください。あんな感じです。
上手く聞き取れないのでは、と思った私は、札を上げる役を夫に頼み、商品が掲げられると「ここまで行っていい」と言う値段を夫に日本語で耳打ちし、札を上げてもらいました。

ファイヤーキングは全てよい値段で落札されました。
本当は欲しかったセットがあり、きちんと夫に希望値段を知らせておいたのですが、なんでも集中力がふっと途切れた瞬間があったそうで(笑)、他の方に落札されてしまいました。
それほど、オークショニアの早口の声は聞きにくく、アイコンタクトやしぐさで自分が今どの位置(最高入札者なのかどうか)にいるかを知るには、少し経験が必要なようです。

で、今回ゲットしてきたのがこれ。

9点ゲットしました


残念ながら、今回は初めてで集中したいと言うのもあり、オークションの写真が全くないのですが、次回は許可を貰って写真を撮ってこようと思います。
商品は、近々ネットショップにアップしますのでお楽しみに♫



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Susie Cooperはイギリスを代表する、ビンテージ食器ですね。
それならなぜ、イギリスではなくカナダにあり、北米のビンテージ品を扱うCollection Connectionがスージー・クーパーを取り扱っているかと言いますと、アメリカに比べると、より多くのスージー・クーパーの食器が出回っていたからです。

カナダはイギリスと深い繋がりにあるのは、皆さんもご存じのとおり。
昔はイギリスの植民地であったカナダ。
現在もイギリス連邦加盟国であり、いつも留守ではありますが、女王はエリザベス2世。
コインの裏にはクイーンの絵が描かれているものが多く、クイーンの誕生日も休日として祝います。
そんなバックグラウンドが、一つの理由だと考えられます。

また、1933年から始まったスージー・クーパーの輸出は、やがてカナダやアメリカと言った北米にも向けられますが、受け入れられたのは断然カナダの方だったのではないでしょうか。
ヨーロッパ移民が多いカナダでは、イギリス人であるスージーの描く、ヨーロッパのイメージが強いモチーフがより好まれたのではないかと私は思います。

そんなわけで。。。

昨日も見つけてきました。
カップ&ソーサーを2客。

ベイビーブルーがかわいい、クレッセント Crescents 1936

 


先週日曜日の、アンティークマーケットにて。

お天気が良くカラッとしていて、まさにアンティーキング日和。
こんな日がずっと続けばいいのにな、と思ってしまいましたが、このマーケットも残すところ今年はあと1ヶ月ちょっととなりました。

良く立ち寄るブースでは、猫グッズが増えてる♪
古いハロウィンの看板やら、ドアマット、こんな手作りのお人形とか。

猫、勢ぞろい♪
 
ブースの中にも猫グッズがあちこちに。
どんな顔してても、猫好きの私としては憎めない(笑)。
 

カラーのクローズピン(洗濯バサミ)もかわいい!
 
ちょうどランチタイムだったので、真ん中にあるパティオで休憩。
レモネードと揚げたてのフレンチフライ。
青空の下、少し秋の温度に近づいてきた涼風を感じながら食べるのは気持ちいい♪
ビールがあれば最高!なんだけど、残念ながらここにはありません。
でも、ほかにもブレックファーストメニューやBBQで焼いてくれるホットドックなどあり。
なかなか居心地の良い場所です。


揚げたてのフレンチフライ、美味しいんです、これが!
 
一休みしたら、またぶらぶらと歩きだす。
グラスウェアに陶器、家具、古い釣り具、古着、レコード・・・・。
 

ヴィンテージの帽子って個性があって素敵♪


家具の多さはアウトドアマーケットならでは


パイレックスが勢ぞろい!(こちらはトロントのアンティークマーケット)

 
こんな風に週末を過ごしてみたいなぁ、と思う方も多いのでは?
また、アンティークモールを集中的に巡っていろんなものをゲットしたいと思う方
ご連絡いただければ、アレンジいたします。
日本からトロントまでの航空券だけ用意していただければ、空港までの送迎、ホテルなどの手配と、アンティーキングの小旅行にお連れいたします。
料金や詳細については、お気軽にお問い合わせください。
storem@collectconnect.ocnk.net
ずいぶんご無沙汰してしまいました。
4月ははっきりしないお天気が続き、肌寒い日が多かったのですが、いつの間にかアンティーキングの季節♪
春から秋の間毎週日曜日に開催される、Aberfoyle Antique Marketもオープンしました。

早速、春のアンティークショウ(ショウは春と秋2回開催されます)へ。
お天気も良く、湿度が低く爽快。まさにアンティーキング日和。
毎回ディーラーが増え、お客も増えつつあるこのアンティークショウ。
やはり、朝一がお勧めです。良いもの探すなら絶対朝一!

残念ながら、私はお目当ての物(お目当ての値段で)に巡り合えなかったのですが、みんなの買ったものを見ると本当にさまざま。
鉄製のガーデン・ファニチャー、古い木箱、ランプ、ガラス瓶・・・・。
「え!?こんなもの欲しいの?」
なんて時には思ってしまいますが、こうやってたくさんの物が売られているのは、みんなの興味がさまざまだからでしょうね。
私はただ、たくさんの古き良きものを見て回れることを楽しみます。

トランクいっぱいのテディベア 連れて帰りたい♪


古い自転車、キルトなどなど
 
毎週日曜日のマーケットには、大体隔週くらいの割合で出かけますが、目が♡になるくらいウキウキ、大漁であることもあれば、まーったく何にも買わずに帰ってくることもあります。
けれども、入場料は2ドルとリーズナブル、コーヒーを片手に散歩がてらブースを覗いたり、中庭のパティオでブランチをしたり、損した気分には全くならない。
値切り交渉したり、うんちくを聞いたり、ブースの人との交流もまた楽しみの一つです。
ピアノ用に、古いランプを買いました。
買ったと言っても、パーツの出所がそれぞれ違います。
ガラスのシェード、シェードを乗せ電球が付くバーツ、スタンド部分とそれぞれ別々に買いました。

というのも、同じようなランプが既にリビングにあり、ピアノの上にはこんなのがいいなと思って探していたんです。
でも、やはり古いもの。
ちょっとランプ屋さんに行って買ってこよう、なんて簡単には手に入りません。
アンティークモールやリサイクルショップに行く度に、探していました。

そしてついに、木製のスタンド部分を発見!
残念ながらシェードはなく、スタンドに電球が付いているだけの姿。

それから5ヶ月後、シェードを発見!
ミルクガラスのでこぼこしたホブネイル。
そして、それを買った同じ日に、次に行ったリサイクル店でシェードを乗せるパーツを発見!
(このパーツがなかなかないのです。ランプ専門のアンティークショップでも、そうそうみつからない)
運よく同じサイズでした。

家に帰ってから、夫に組み立て直してもらい、完成。
ミルクガラスを通した明りは、明るすぎず暗すぎず。
ぼやけた感じもなくて、とてもよい感じです。

ところで、うちではこれを「フランケン」と呼んでいます。
パーツをそれぞれかき集めて作った、フランケン・シュタインみたいだから。
P1172340.jpg
やさしい明り









 
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